MVNOの格安SIMは毎月約500円~だから料金が安くて節約可能

格安SIMはキャリアメールを使用することができません。MVNOはdocomoやauの回線を使用してはいますが、SIMの提供会社がdocomoやauではないです。
他社が大手キャリアの回線を間借りして、SIMを提供しているため、キャリアメールアドレスは手に入れることができません。どうしてもキャリアメールが欲しいなら大手キャリアで携帯を契約するしか無いです。
ただし、キャリアメールが必要ないならお得に契約できるのがMVNOの格安SIMです。

毎月約500円の格安SIMでできること

毎月500円程度利用できるワンコインの格安SIMは基本的にデータ通信のみのプランになります。
そのため、090や080などの電話番号による音声通話が必要ではない人にぴったりの低価格SIMとなります。
050から始まるIP電話は使用できるため、普通にお店や自宅に電話を掛けることはできます。ただし、110番などの緊急通報はできません。
そのため、050 PlusなどのIP電話はデータ通信のみの契約でも利用することができ、便利です。ただし、月額料金無料のものを契約することをオススメします。050の番号を維持したいがために、維持費が上がってしまうからです。

それでは、毎月約500円の格安SIMでできることや契約状態をまとめておきたいと思います。

  1. 基本的にデータ通信のみ
  2. 080や090などの番号の音声通話契約は不可能
  3. 050などの番号は契約可能(IP電話)
  4. メールやLINEなどのSNS、ブラウジングなどなど
  5. 通信速度は最大250kbps程度(月末の通信速度規制状態と同等程度の速さ)
  6. 当然Wi-Fiを利用すれば、Wi-Fiの通信速度で通信可能

500円程度の格安SIMは外出先で高速通信を求めない方にオススメです。つまり、外出先でメールやLINEなどのSNS程度しかしない人です。
外出先で動画や多数の写真が載っているサイトを見る場合には向いていないです。
通信速度が最大250kbps程度のため、写真や動画を読み込むのにとても時間がかかります。
250kpsとは1秒間に16キロバイトをダウンロードすると言うことです。それなりの解像度の写真でも数十キロ~数百キロバイトの容量があるため、読み込むまでに時間がかかります。

そのため、500円程度の格安SIMにおいては、外出先でメールやLINEなどのSNSしかしない人向けです。ブラウジングをするのも少々ストレスがたまります。
しかしながら、気持ち程度に外出先でデータ通信をしたい人には維持費もかからないためオススメです。

毎月約1000円の格安SIMでできること

毎月約1000円の格安SIMは基本的に高速通信ができるデータ通信プランのみの契約になります。そのため、090などの電話番号で音声通話契約をすることができません。
ただし、500円程度の格安SIMと違い、4Gの恩恵を得ることができます。通信速度が速くなるため、外出先で動画を見たり、快適なブラウジングを行うことができます。そのため、docomoやauの4Gのスマホと同じような通信速度で使用可能です。

こう聞くと、毎月の料金が安くなる上にデメリット無いと思いますよね。誤解のないように説明しておくと、格安SIMを提供しているMVNOは会社によって通信速度が違います。中にはdocomoやauと同等の通信速度をほぼ24時間提供している会社もあります。
しかしながら、多くのMVNOの格安SIMは安い&高速通信を売りにしていますが、12時の昼頃や夕方の利用者が多い時間帯は超低速(1Mbpsを切る)になることが多々あります
コストの面で1日中高速通信を提供するのは難しいみたいです。

ただし、12時の昼頃や夕方などの低速を我慢できるのであれば、ものすごくオススメの契約パターンです。
人によっては数千円もの出費が毎月浮いてしまうからです。

ここで、毎月約1000円の格安SIMでできることや契約状態をまとめます。

  1. 基本的にデータ通信のみ
  2. 080や090などの番号の音声通話契約は不可能
  3. 050などの番号は契約可能(IP電話)
  4. 高速通信のパケットは2GB~3GB程度
  5. 使用可能パケット上限を超えた場合、最大速度250kbpsなどに速度規制
  6. 速度規制はされるが、課金しなければ定額で利用可能
  7. 外出先でも動画を快適に見やすい
  8. 昼や夕方の利用者が多い時間帯は低速になりやすい

混雑する時間帯は低速になるというデメリットもありますが、これを許容できればかなりオススメです。
使用可能なパケットの上限を超えたら、速度規制されますが、データ通信自体は一応無制限(低速)になります。

毎月約1500円の格安SIMでできること

毎月1500円もの支払いになってくると、高速データ通信に090などの番号の音声通話も付加します。
つまり、auやdocomoのスマホと同じように使うことができます。ただし、100円程度の格安SIMと同じで昼や夕方の混雑する時間帯は低速通信になりやすいです。

電話番号が必要ならこの程度の額の支払いが必要になりますが、普通に大手キャリアで契約するよりは安くなりやすいです。

ここで、毎月約1500円の格安SIMでできることや契約状態をまとめます。

  1. 音声通話&高速データ通信
  2. 090や080の電話番号が付属
  3. 高速データ通信のパケットは1GB~3GB程度
  4. 使用可能パケット上限を超えた場合、最大速度250kbpsなどに速度規制
  5. 速度規制はされるが、課金しなければ定額で利用可能
  6. 外出先でも動画を快適に見やすい
  7. 昼や夕方の利用者が多い時間帯は低速になりやすい

オススメのワンコイン格安SIM

データ通信最大速度が250kbps程度でも大丈夫で、090などの電話番号が必要ではない人は500円程度のデータ通信専用の格安SIMがオススメです。
中には300円程度で使えるSIMもありますが、これは使用したパケットに応じて料金が上がってしまうのでおすすめしません。

そこで、500円程度の定額格安SIMを紹介します。

  1. DMM mobile データSIMプラン ライト
  2. 楽天モバイル データSIM ベーシック
  3. ワイヤレスゲート W楽天モバイル データSIM ベーシックi-Fi+LTE 480円プラン
  4. ServersMan SIM LTE

これらはdocomo系のMVNOであり、以下のようなスマホが必要になります。

  • SIMフリースマホ
    docomoのスマホを持っていない人はSIMフリースマホを購入した方が良いです。保証期間が1年間あるためです。
  • docomoのスマホ(白ロム)
    docomoのスマホをお持ちの方はそのスマホを使うのもありでしょう。

上から順に詳しく説明していきます。

イチ押し!DMM mobile データSIMプラン ライト

データSIMプラン ライトは月額料金が440円で最大受信速度が200kbpsです。
DMMは最安を追求していて、どのプランもかなり安いです。
他社が最安値を更新したら、DMMはわずかながら最安値を更新し、業界最安値を目指しています

今回紹介するワンコインSIMの中で最も安いです。
そのため、ともかく携帯料金を安くしたいならこのDMM mobile データSIMプラン ライトがオススメです

楽天モバイル データSIM ベーシック

データSIM ベーシックは月額料金が525円(税別)で最大受信速度が200kbpsです。
DMMよりは少々高くなりますが、楽天会員なら簡単に申し込むことができるためオススメです。

また、データ通信専用だとキャンペーンはあまりないですが、楽天ポイントがもらえるようなキャンペーンをしてたりします。

ワイヤレスゲート Wi-Fi+LTE 480円プラン

ワイヤレスゲート Wi-Fi+LTE 480円プランは月額料金が440円(税別)で最大受信速度が250kbpsです。

この格安SIMの売りはWi-Fiスポットを利用できる点です。
しかし、都会に住んでいる人や頻繁に利用しているお店にあるWi-Fiスポットを利用したいなどの理由がなければ、ほとんど意味無いです。私自身auやdocomoのWi-Fiスポットでさえ必要になった記憶があまりないです。

そのため、基本的には価格の安いDMM Mobileがオススメです。

ServersMan SIM LTE

ServersMan SIM LTEは月額料金が467円で最大受信速度が250kbpsです。
月に多量のデータ通信を行うと、通信速度が250kbpsよりさらに低くなるように規制されます。

そのため、特にServersMan SIM LTEを契約するメリットはないと思います。ただし、高速通信をするための追加料金を払えば高速通信を行うことができます
しかし、追加料金を払って高速通信をするくらいなら、最初から1000円程度の格安SIMを使用するべきです。

まとめ

毎月の約500円のSIMは格安のインターネットの下位版みたいなものです。通信速度が遅い代わりに低価格を実現しています。通信速度アップのための課金などをしなければ定額SIMとして利用可能です。そのため、メールやSNSだけをしたい人にはとてもオススメです。

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