docomoのスマホ料金を安くするためにどうする?料金一覧のまとめ
この記事ではdocomoのスマートフォン料金についてまとめています。
docomoでスマホを契約する場合、基本的にかけ放題のプランを契約しなければいけません。かけ放題+データ通信のプランになりますが、このデータ通信をどのように契約するかで毎月のスマホ料金は変わってきます。
どのようにすれば、安くなり、高くなるのかを説明しています。
dカード・dカードGOLDで更にお得
ドコモでは、クレジットカードを作成することができます。 2種類のカードがあるので、どのような違いがあるかを簡単に説明します。
共通の特徴(注目ポイント)は以下のようになります。
- いつでも1%のポイント還元(楽天カードなどと同じです)
- ローソンなら3%オフなど、お店によってはさらにお得な制度あり(ただし、一部商品を除きます。)
- おサイフケータイ(iD)があり、ポイントを電子マネーにすることが可能
ワンランク上のdカードGOLDは、年会費が掛かる代わりに特典が充実しています。
- 年会費10,000円(税抜)
- docomoの携帯料金、ネット料金なら10%還元
- dカードケータイ補償で、dカードで携帯購入後は3年間10万円まで補償(条件あり)
- お買物あんしん保険で条件を満たせば、年間300万円まで補償。その他、旅行保険も充実
- 国内の28空港のラウンジを利用可能
ベーシックなdカードの特徴をまとめます。
- 初年度年会費無料、2年目以降も1回以上利用で年会費無料
- dカードケータイ補償で、dカードで携帯購入後は1年間1万円まで補償(条件あり)
- お買物あんしん保険で条件を満たせば、年間100万円まで補償
普通のdカードは年1回以上利用すれば、年会費は無料です。 dカードで購入したスマートフォンなどを1万円まで補償しています。 そのため、クレジットカードの年会費は払いたくないけど、docomoのスマホの補償を充実させたい方におすすめです。
dカードGOLDはdocomoを家族でガッツリ利用中の方にオススメです。 毎月8000円程度をdocomoに支払っている場合、年間で約9600ポイント獲得できます。 そのため、あっという間に年会費分のポイントを利用することができます。 そして、dカードで購入したスマホは3年間10万円まで補償しています。 条件を満たせば、スマホの本体代金を無料で補償してもらうことも可能です。 また、国内の28空港のラウンジが無料利用可能な点は旅行好きの方や出張の多い方には助かる特典です。
docomoでの支払いが毎月それなりにある方はdカードGOLDを作ることをオススメします。 普通のdカードは特典がやや弱いです。 ただし、dカードGOLDは年会費が掛かってくるので、ポイント還元で取り戻すことが重要です。 2台から3台のスマホを契約していれば、10%還元で十分にポイントが返ってくるので、docomoを利用中・利用予定の方はdカードを作ることをオススメします。
docomoのスマホの基本の料金プラン
どこもでスマートフォンを契約する場合、音声プラン+パケットパックが基本。
docomoでiPhoneやAndroidスマートフォンを契約するときは、基本的にかけ放題のプランしか契約できません。かけ放題のプランには以下の2種類があります。
- 国内宛の通話が一部を除き24時間定額で通話料が無料になるカケホーダイプラン(縛りにより毎月2700円の基本料金)
- 国内宛の通話が一部を除き1回あたり5分以内の場合、24時間定額で通話料が無料になるカケホーダイプランライト(縛りにより毎月1700円の基本料金)
これら2つのどちらかのかけ放題のプランにデータ通信を行うためのパケットパックを利用目的に合わせて選ぶことで毎月の携帯料金が決定します。
パケットパックには以下のようなものがあります。
- 家族でシェアするためのシェアパック(5GB~30GBを家族で分け合う)
- 1台毎でパケットの契約を行うデータパック(2GB~8GB)
docomoは家族向けのスマホ料金が安くなりやすいプラン構成で、シェアパックを使用すると毎月の料金が安くなりやすいです。
ただし、シェアパックのデメリットは家族の誰かがdocomoのデータ通信を用いて動画などを観すぎた場合に速度規制されたときがツライです。
そのため、動画やアプリダウンロードなどデータ通信量が多いものはWi-Fi環境下で通信するように家族全員でルールを決めておかないと悲惨なことになることがあります。
それでは、詳しく毎月の料金がどのようになるかを説明します。
パケットパックの毎月のスマホ料金
ドコモの料金プランは2016年に大きく変更しました。パケットパック(データ通信分)をK作する際には以下のような2パターンから選ぶ必要があります。
- 家族で複数台のスマホを契約する際にお得なシェアパック
- 単身など1台のスマホを契約する際におすすめのデータパック
シェアパックは名前の通り、家族でデータ通信容量を分け合います。シェアパックはドコモでスマホ1台毎にデータ通信分を契約するより安くなりやすいです。
データパックは1人向けのパケットパックです。そのため、スマホ1台を家族と別に契約する際はこちらを選んだほうが安くなりやすいです。
家族向けのシェアパックの料金
まずは、シェアパックを用いて家族2人や3人、4人でスマホを契約した場合を紹介します。
学生など25歳以下の新規契約者などが家族の中にいる場合、毎月の料金が安くなります。また、docomo長期契約者もずっとドコモ割でやすくなります。
まずは話を単純化させるために25歳以下の割引やずっとドコモ割は含まない場合のスマホ料金を説明します。後ほど、25歳以下がいる場合の毎月のスマホ料金は説明します。
シェアパック料金表
シェアパックには5GB、10GB、15GB、50GB、100GBと言ったデータ通信量を家族間で分けあって使うプランです。数字が大きくなるほど毎月の料金は高くなります。
ここでは、これらのシェアパックに加え、5分以内の通話料が無料のカケホーダイプランライトを組み合わせた場合の毎月の料金を説明します。
パケットパック | データ料金 | 1台毎の カケホーダイ プランライト &spモード |
2台目以降の シェアオプション |
計1台の 毎月の料金 |
計2台の 毎月の料金 |
計3台の 毎月の料金 |
---|---|---|---|---|---|---|
ウルトラシェアパック100 (大容量) |
25,000円 | 2,000円 | 500円 | 27,500円 | 30,000円 | 32,500円 |
ウルトラシェアパック50 (大容量) |
16,000円 | 2,000円 | 500円 | 18,000円 | 20,500円 | 23,000円 |
シェアパック15 (標準) |
12,500円 | 2,000円 | 500円 | 14,500円 | 17,000円 | 19,500円 |
シェアパック10 (小容量) |
9,500円 | 2,000円 | 500円 | 11,500円 | 14,000円 | 16,500円 |
シェアパック5 (小容量) |
6,500円 | 2,000円 | 500円 | 8,500円 | 11,000円 | 13,500円 |
※シェアパックは5~100まですべて、データのくりこしが可能。
毎月の料金を求める上で重要なことは計1台の毎月の料金を基準にすることです。計1台の毎月の料金を一つの例で示します。ウルトラシェアパック100なら27500円になります。
家族で2台契約する場合、この計1台の毎月の料金にプラス1台分の2500円(カケホーダイプランライト&spモード&シェアオプション)すれば求まります。
家族で3台契約する場合は計1台毎の毎月の料金にプラス2台分の5000円すればよいです。
さらに、家族4台で契約する場合は計1台の毎月の料金にプラス3台分の7500円で求めることができます。それ以降も同様です。
ここで注目したいのはシェアパック5の毎月の料金ですね。2016年新しくシェアパックに5GB版が加わったことで、毎月の料金が人によっては安くなります。
シェアする通信容量が5GBと少ないですが、3台以上で契約する場合がまあまあ安いです。3台で契約する場合、1台あたり毎月4500円になります。
もしも4台で契約すれば、1台あたり毎月4000円になります。
5分以内の通話のみ無料と言う制限はありますが、5分以内通話無料であるため、お得ではあると思います。
ウルトラシェアパックの注意点はテザリング利用時に、テザリングオプション定額料(1,000円/月)が発生することです。ただし、一部キャンペーンなどによる無料期間を除きます。
データ通信容量多いから、固定回線を解約して、スマホでテザリング生活というのは難しいです。
しかし、通信容量10GB、15GBのプランは少々高いと感じます。もしも家族の中に大容量の通信容量を必要とする家族がいる場合、その家族は格安SIMを使うなどした方がいいでしょう。
なぜなら、格安SIMはデータ通信のみであれば、1台あたり5GB1500円程度で契約できます。音声通話付きなら2200円程度。
docomoのスマートフォンをお使いの方は、docomo系のMVNOと呼ばれる会社で契約すれば、お安くなります。オススメの会社の1つとして以下のような会社があります。
料金割引のずっとドコモ割とは
docomoを長く契約している人はずっとドコモ割というのを使えるため、毎月のスマホ料金が安くなります。
以下にずっとドコモ割の割引額の一覧を載せます。
契約年数に応じてシェアパックの料金から割引されます。そのため、人によっては上記の表より毎月の合計料金が安くなる場合があります。
シェアパック | ご利用年数 | |||
---|---|---|---|---|
4年以上 | 8年以上 | 10年以上 | 15年以上 | |
ウルトラシェアパック100(大容量) | -1,00円 | -1,200円 | -1,800円 | -2,500円 |
ウルトラシェアパック50(大容量) | -800円 | -1,000円 | -1,200円 | -1,800円 |
シェアパック15(標準) | -600円 | -800円 | -1,000円 | -1,200円 |
シェアパック10(小容量) | -400円 | -600円 | -800円 | -1,000円 |
シェアパック5(小容量) | -100 | -200 | -600円 | -800円 |
家族でデータシェアするときのポイント
ポイントのまとめ。
- 表の計1台の毎月の料金を基準に考える。1台増えるごとにプラス2500円。
- シェアパック5(5GB)を3人以上で契約する場合はどちかと言えば、お得。
- シェアパック10(10GB)以上は少々高い。
- 家族の中に大容量の通信容量を必要とする家族がいたら、その家族の者は格安SIMの契約を考えた方がいいかもしれない。
データパックでの毎月のスマホ料金
データパックはスマホ1台毎の料金になります。そのため、データパックで2台契約する場合、1台毎の料金を2倍すればよいです。
データパックはシェアパックと違い、スマホごとにデータ通信容量が割り振られているため、速度規制が家族に響かない点がメリットです。
1人向けのデータパックの料金
基本的な料金は以下のようになります。 こちらのデータパックは2台目プラスというサービスにも適用ができます。そのため、普通のiPhoneなどを1台音声契約し、データ通信のみの端末で簡単かつお得に利用することもできます。
パケットパック | データ料金 | カケホーダイ プランライト &spモード |
1台の 毎月の料金 |
---|---|---|---|
ウルトラデータLLパック30 (大容量) |
8,000円 | 2,000円 | 10,000円 |
ウルトラデータLパック20 (標準) |
6,000円 | 2,000円 | 8,000円 |
データMパック5 (標準) |
5,000円 | 2,000円 | 7,000円 |
データSパック2 (小容量) |
3,500円 | 3,000円 | 6,500円 |
ただし、データSパック(2GB)はカケホーダイプラン(2700円)を契約する必要があるため、かなり安くなると言うわけではありません。また、データSパックはパケットの繰り越しもできません。
上記の表は1台毎の料金になります。データSパック2GBなら毎月6500円になります。個人的にはちょっと高い気がします。
しかし、ずっとドコモ割を適用させることができればちょっと安くなります。
10年または15年以上使用していないと、適用できないですが、それなりに安くなっていると思います。
データSパック以外はパケットの繰り越しが可能ですが、基本的に家族にデータを送信できません。
このデータパックは絶妙な料金設定になっていると思います。自宅に固定回線やWi-Fiのない方は20GBを契約する方もいると思います。
ただし、20GBと30GBのウルトラデータパックは、テザリング利用時にテザリングオプション定額料(1,000円/月)が掛かります。無料期間を除きます。
データパックにおけるずっとドコモ割
以下の表は1人向けのデータパックの割引料金になります。
データパック | ご利用年数 | |||
---|---|---|---|---|
4年以上 | 8年以上 | 10年以上 | 15年以上 | |
ウルトラデータLLパック | -100円 | -400円 | -600円 | -800円 |
ウルトラデータLパック | -100円 | -200円 | -600円 | -800円 |
データMパック5(標準) | -100 | -200 | -600円 | -800円 |
データSパック以外パック(小容量) | -600円 |
25歳以下の割引 U25応援割
U25応援割では、大きく2つの特典があります。
- カケホーダイプラン2700円から毎月500円割引で基本料金が毎月2200円
- 毎月ボーナスパケット1GBの特典
注意点としては、26歳までの誕生月までということです。
また、今回の計算に用いた国内宛の5分以内の通話料無料カケホーダイプランライト(1700円)からは500円割引されないということです。
カケホーダイプランライトにすれば毎月1700円ですが、
カケホーダイプランを契約しないといけなく、毎月の音声通話の基本料金が2200円になってしまいます。
ただし、ボーナスパケットとして毎月1GBもらえるのはかなり良いと思います。
ドコモのその他のキャンペーン
家族に25歳以下がいて、ドコモで新規契約する場合、お得なキャンペーンがあります。
ドコモの学割 : 2016年1月21日(木曜)~2016年5月31日(火曜)
ドコモの学割(家族) : 2016年1月28日(木曜)~2016年5月31日(火曜)
上記の期間で新規契約を行った方にはさらに割引があります。 そのため、シェアパック5で家族3台以上など契約する場合はかなりお得になります。
まとめ
シェアパック5を家族3人以上で契約する場合、スマホ料金が1台あたり毎月4500円となりそれなりに安いです。
しかし、データ通信容量を5GBを分け合うため、若い世代の方などが月中頃で使いきってしまった場合、速度規制に悩まされるでしょう。
そのため、データ通信容量が多い動画などは家のWi-Fi環境下で観るなどルールを作ったり、お子さん用に格安SIMを用意するのも有りだと思います。
格安SIMの料金について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。