AVアンプRX-V577とSTR-DN850の徹底比較~エントリーモデル~

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AVアンプとは?

まず、アンプとは音声を増幅することです。

AVアンプとは、音声信号を増幅するだけでなく、映像信号の色味などの変換をします。また、入力信号や出力信号の切り替えを行うことが出来ます。AVアンプでは、サラウンドにも特化していて5.1ch、7.1chなどの立体音響にできます。

スピーカー1個ごとに1ch増え、サブウーファー1個ごとに1ch増えるイメージです。

そのため、5.1chはスピーカー5個とサブウーファー1個になります。

プリメインアンプとは?

プリメインアンプは2ch(ステレオ)に特化していて、巷で言うピュアオーディオ向けのアンプです。

そのため、スピーカー2個のみになります。

 

軽いまとめ

  • 2chのスピーカーならプリメインアンプ
  • 5.1chもしくは映画など映像を見るならAVアンプ

 

 

以下では2つのAVアンプでの大きな違いを比較します。

ヤマハRX-V577の特徴

  1. Wi-FiDirectに対応しています。
    ルータを経由して、音楽を再生することも出来ます。しかし、電波状況により音声が途切れる可能性があります。そんなときにWi-FiDirectがあれば便利だと思います。

 

 

SONY STR-DN850の特徴

  1. ピュアダイレクトに対応
    デジタル信号を加工せず、そのまま出力する設定があります。
  2. MHL対応
    Xperiaなどの映像をテレビなどにミラーリングすることができます。
  3. 2Kを4K映像へアップスケーリング
    将来2Kの映像を見る時に役立つかもしれません。

 

まとめ

SONYのSTR-DN850の良いところばかりかいたような結果になりましたが、個人的に重要な違いをまとめてみました。

Wi-FiDirectが必要であれば、YAMAHAのRX-V577をおすすめします。

ピュアダイレクトやアップスケーリングが必要であれば、SONYのSTR-DN850をオススメします。

その他基本的な機能はほぼ似ています。AirPlayなどにも対応していて、iPodからのUSBデジタル出力にも対応しているので、エントリーモデルとしてオススメできます。