ワイモバイルのiPhone料金は安いのか高いのかを解説
ワイモバイルのiPhoneがかなり安くなってます。スマホあまり使わないから、毎月の料金を安くしたいという人におすすめです。
スマホ料金を節約したい方は多いと思いますが、2016年3月にワイモバイルからもiPhoneを契約できるようになりました。まずは、iPhone5sのみの発売となります。
ワイモバイルは毎月の料金の低さを売りにしたキャリアです。そんなワイモバイルのiPhoneの毎月の料金が本当に安いのかどうかを解説します。
iPhoneの本体のサイズの大型化進み、小型のiPhone 5sを欲しいという方も多いと思いますし、ハイスペックなスマートフォンは必要ないという方も多いでしょう。
そこで、ワイモバイルのiPhone 5sはオススメです。しかし、ワイモバイルの料金が高いか、安いのかを確認したいところだと思います。そのため、本記事では、お得にiPhone 5sを契約できるかを紹介します。
Y!mobile(ワイモバイル)の基本料金
ワイモバイルの料金が改定された上に、iPhone 5sの実質代金がかなりお得になってます。詳しくはもう少しだけ読み進めて下さい。(2017年2月更新)
Y!mobile(ワイモバイル)も基本的に2年縛り契約が基本となり、契約更新月以外に解約すると、解約手数料を取られます。
ワイモバイルには基本料金としてスマホプランS、M、Lと言ったものがあります。比較的分かりやすい料金体系となっていて、基本は3プランの中から自分にあったプランを選べば大丈夫です。
選び方のポイントは、データ通信容量を何GB使いたいかです。
スマホプランS,M,Lの毎月の料金について
スマホプランには割引があるのですが、2016年2月22日の発表により割引期間が変更になりました。※スマホプラン割引を適用させる必要があります。
スマホプラン割引は、スマホプランS,M,Lを契約すれば、簡単に追加できる割引です。
2016年2月以降の料金プランは以下のようになります。
スマホプラン | 加入月~25カ月目 | 26カ月目以降 |
---|---|---|
スマホプランS | 2,980円 | 2,980円 |
スマホプランM | 3,980円 | 3,980円 |
スマホプランL | 5,980円 | 5,980円 |
以前の基本料金を表にまとめると以下のようになります。
スマホプラン | 加入月~25カ月目 | 26カ月目以降 |
---|---|---|
スマホプランS | 2,980円 | 3,980円 |
スマホプランM | 3,980円 | 4,980円 |
スマホプランL | 5,980円 | 6,980円 |
以前は、スマートフォン契約から2年経つと毎月1000円の割引が終了していました。
しかし、これからは3年目以降も毎月1000円の割引が適用されるようになります。契約している間はずっと割引されるのであれば、割引と言っていいのか微妙なとことろではあります。
なぜ、3年目以降も割引があるのかを考えてみると、おそらく3年目以降の料金が上がることについての苦情もあったのではないかと思います。
また、格安SIMに対抗するための戦略でもあると思います。
なんにせよ消費者にとっては嬉しいサービスであると思います。
後、ポイントはスマホプランSなら、毎月2980円で利用できる点です。毎月の料金はかなり安いですが、その分デメリットもありますので、注意が必要です。
ワイモバイルの料金のメリット
ワイモバイルは通信高速データ容量に合わせて、3つのプランから1つ選ぶことになります。 一番安い2980円のスマホプランSは1GB+1回10分以内の国内通話が無料です。
さらに、ワンキュッパ割を利用すれば、1年間は1000円オフになります。また、データ通信容量は2倍になります。
2980円のスマホプランSは、1980円になり、1GB→2GBになります。ただし、一年間のみの割引です。そのため、一年後は元の料金に戻ります。
以下のような基本料金が1年間だけ、毎月1000円安くなります。
- スマホプランS 2980円 1GB
- スマホプランS 3980円 3GB
- スマホプランS 5980円 7GB
また、ワイモバイルは1回10分以内の国内通話が無料のため、通話時間を10分以内に収めれば、通話料がかかりません。
そして、Yahoo!プレミアム for Y!mobileということで、ヤフープレミアムが無料で利用できます。そのため、Yahoo!ショッピングがお得に利用できます。具体的にはポイント数アップなどです。
メリットをまとめます。
- スマホプランSは2980円、1GBのデータ付き
- ワンキュッパ割で1年間は1000円割引
- 10分以内の国内通話料は無料
- Yahoo!プレミアムが無料
ワイモバイルのiPhone本体代金
契約するスマホプランにiPhone本体代金を足せば、毎月の料金が決定します。
iPhone5sの毎月の本体代金は頭金108円が掛かる以外、実質負担金0円となっています。そのため、2年以上契約を行えば、iPhone 5s自体の本体代金は無料になります。
iPhone5s 16GB&32GB |
|||
---|---|---|---|
スマホプランS | スマホプランM | スマホプランL | |
本体代金 | 1,620円 × 24回 (38,880円) 頭金 108円 | ||
月額割引 | -1,620円 | -1,620円 | -1,620円 |
実質負担金 | 0円/月 (頭金108円) |
0円/月 (頭金108円) |
0円/月 (頭金108円) |
実質負担金のため、注意は必要ですが、24ヶ月以上契約できる自信があれば、お安く契約できます。普通に契約する分には問題がないと思いますが、電波が入らなくて使い物にならない場合、24ヶ月以上契約するのは難しいでしょう。このような場合、解約するでしょう。そのため、電波トラブルがないかをワイモバイルを利用中の知人の方に聞いてみて下さい。
つまり、24ヶ月契約すれば、割引のおかげでiPhone 5sの機種代金は0円になります。ただし、24ヶ月以内に解約する場合、解約違約金に加えてiPhoneの本体代金の残金も支払う必要があります。(2017年2月14日確認)
後、この本体代金の表にはおかしなところがあります。16GBと32GBのモデルの代金が変わりません・・・・誰が16GBモデルを契約するのでしょうか。逆に16GBモデルを契約させるワイモバイルの店員さんがいたら驚きです・・・・
ちなみにワイモバイルでは、割引適用前のiPhone 5sの機種代金は、
16GBが2646円×24回(63,504円)
32GBが2,916円×24回(69,984円)
Appleの直売では、
16GBが58,800円(税別)
32GBが64,800円(税別)
ワイモバイルでは月額割引が適用されれば本体代金自体は安くなります。 そのため、24ヶ月以上契約をすれば、iPhone 5sをスマホプランSで2980円から利用できます。また、1年間は1980円です。スマホをあまり使わない方などスマホライトユーザーにぴったりですね。
スマホプランSなら割引が適用されて2年でiPhone5s 16GBの本体代金が24000円となります。
※料金は2016年3月5日更新時の情報
ワイモバイルの毎月のスマホ料金
それでは、毎月のスマホ料金を考えてみます。
基本料金が一番安いスマホプランSで考えてみます。
24ヶ月契約し続ける前提で話します。 スマホプランSでは毎月2980円です。これにiPhone5s 16GBなら0円、iPhone5s 32GBなら0円(上記を参照)を足します。 24ヶ月契約ならiPhone 5sを実質無料でゲットできます。 そのため、スマホ料金の合計は16GBなら毎月2980円(1年間は1980円)or32GBなら毎月2980円(1年間は1980円)になります。
ただし、スマホプランSの高速データ通信容量は1GBになります。その代わり1回当たり10分以内の国内通話料は無料になります。
まとめます。
- スマホプランSなら、1年間1980円で2GBのデータ通信容量、その後は2980円で1GBのデータ通信容量を使えます。
- iPhoneの本体代金は0円
- 10分以内の国内通話無料
- Yahoo!プレミアム(月額462円(税抜き、2017年2月14日時点))が無料
以上のようになり、上記に納得できる方は1年目は1980円、2年目は2980円です。2年間で合計84000円+変更手数料などになります。
同程度の条件で格安SIM(楽天モバイル)を契約する場合を簡単に考えます。
1GBのデータ通信容量+1回当たり5分以内の通話無料だと、毎月の基本料金が約2000円になります。
そのため、2年間で48000円+SIMフリースマホの本体代金+変更手数料になります。SIMフリースマホは機種によるが、今回の条件で契約すれば数十円から数千円で購入することも可能です。iPhone5sと同等の価値と考えると、2万円から3万円掛かります。
そのため、2万円のスマホを購入した場合はおよそ70000円+変更手数料になります。3万円のスマホだと、80000プラス変更手数料になります。
ワイモバイルはYahoo!プレミアムが無料(実質年間6000円を無料利用)な上に、10分以内の国内通話料が無料な点で優れています。そのため、iPhoneを気軽に使いたい方にオススメです。
iPhone5sがいつまで機種代金実質無料なのかは分かりませんが、実質無料なら契約のチャンスです。スマホは欲しいけど、難しいことが考えたくない人にオススメです。iPhoneなので、利用者も多いため、操作に困っても助けてもらいやすいです。スマホをともかく持ちたくて、10分無料通話に惹かれる人で、あまり動画とか見ないライトユーザーはスマホプランSでiPhoneを契約したほうがいいと思います。
正直、スマホプランSは安いです。ただし、ライトユーザーにとってに限ります。動画をガンガン見る人はスマホプランLを契約しないといけないでしょう。 私は外出時、文書サイトやGoogleMapや画像サイトをよく使いますので、毎月3GBは必要になりますので、スマホプランMがピッタリです。ただし、毎月40000円程度です。しかしながら、Yahoo!プレミアムとiPhone5sが無料ですので、かなり安いと思います。
大手3キャリアのiPhone料金
大手3キャリアのiPhone料金を説明しておきます。
auは5分以内かけ放題&高速データ通信容量1GBとauひかりの契約で、基本料金が毎月4000円程度になります。これにiPhone本体代金が加算されます。
SoftBankは家族でスマホ4台&5分以内かけ放題&高速データ通信容量10GBとSoftBank光の契約で、基本料金が1台あたり毎月4000円になります。これにiPhone本体代金が加算されます。
docomoは家族でスマホ3台&5分以内かけ放題&高速データ通信容量5GBで、基本料金が1台あたり毎月4500円になります。これにiPhone本体代金が加算されます。
大手3キャリアのポイントのまとめ
auひかり契約をしている場合、ワイモバイルのスマホプランSの料金にかなり近くなります。後はiPhone本体代金を下取りや割引クーポンなどでどれだけ抑えられるかが重要です。
SoftBankやdocomoは家族で複数台契約する場合、ワイモバイルのスマホプランSの料金に近づけることができます。
SoftBankは高速データ通信容量10GBをスマホ4台で分け合うように計算しているので、1台あたり2.5GB使えて少々お得です。
ワイモバイルと大手3キャリアの比較
以上で基本的な説明が終わったので、ワイモバイルと大手3キャリアを比較していきたいと思います。
iPhone 5s契約したいならワイモバイル
ワイモバイルのiPhoneはiPhone 5sであると言う点に注意して下さい。iPhone5sは人気のある機種であり、私はサイズ感も含めていい機種であると思います。
しかし、段々と型落ちのスマホになっているため、処理速度では最新のiPhoneには及びません。また、
だからと言ってiPhone 5sは良くないと言っているわけではないです。熱心にアクションゲームなど処理の重いゲームをするわけでなければiPhone 5sで十分です。
ワイモバイルは高速データ通信容量が1GBながら、毎月3000円程度でiPhoneを利用できるのでそれなりに安いと思います。しかし、1GBと言うのはあっという間に使いきってしまうと思うので注意が必要です。
スマホをLINEとかたまに程度しか利用しない人にワイモバイルのスマホプランSはオススメです。
大手3キャリアは条件付きで安い
そもそも大手3キャリアは高品質なサービスが大きな魅力であります。スマホ料金が高いなりに安定した通信速度を維持しています。
大手3キャリアは光回線の同時契約や複数台契約など条件は付きますが、iPhone本体代金を抑えられればワイモバイルよりも魅力的でしょう。
しかもauやSoftBank、docomoでiPhoneを契約する場合、iPhone 5sより新しいiPhoneを契約することになると思うため、新しいiPhoneが欲しい方にオススメです。
4社の特徴の比較
ワイモバイルのiPhoneはiPhone 5sであり、データ通信容量1GBの制約はありますが、ライトユーザーにはお得な内容になっていると思います。
ショップで初めてのスマホを契約したい中高年の方などに向いているのではないでしょうか。
若い世代の方に向いているとは言い切れないです。スマホプランSは高速データ通信容量が1GBしかないためです。若い人はあっという間に使いきってしまうかもしれません。
家族のスマホ使用者が多いなら、SoftBankのiPhoneが対抗馬でしょう。上記に示した契約方法だと、家族4台なら同程度の料金でありながら、高速データ通信容量10GBであるからです。
まとめ
単身者や初めてのスマホを利用する中高年、ともかく簡単に毎月のスマホ料金を安くしたくてiPhoneが欲しい方にはワイモバイルがオススメです。iPhoneを契約したい方で、このような方にはワイモバイルのiPhoneは比較的安いと思います。
家族のスマホ利用者が多いなら、SoftBankで契約するのもありでしょう。
家族のスマホ利用者が多くて、光回線を契約するなら、ワイモバイルのiPhone料金は比較的高くなってしまう可能性が高いです。重要な事はiPhoneの本体代金を実質0円など少しでも本体代金を小さくすることです。