ブラザーのプリンタと互換インクなら印刷コストが約1/10って知ってた??
タイトルは結構強めに書きましたが、大体こんな感じ(1/8~1/10くらい)の印刷代で印刷を行えるようになります。
この記事では家庭・企業問わず多くの場所で利用されているプリンタのインク代についてのお話をします。
プリンタのインクが
ドンペリより高い
血より高い
などなど良く話題になりますが、この記事を見て、実践すればこんな話題とはオサラバできます。
今回は以下のことを中心にまとめていきたいと思います。
- ブラザーのプリンタ本体の価格
- 互換インクとは?
- 互換インクのメリット
- 互換インクのデメリット
- 大手メーカーのインクの価格
- オススメ互換インクの価格
- おすすめプリンタ
- オススメのインク
ブラザーのプリンタ本体の価格
今回紹介する互換インクが使用できる機種は大体1万円以上の機種です。
ブラザーのプリンタには5000円〜10000円程度の安い機種もありますが、基本的には1万円以上する代わりに機能が多いタイプのプリンタに使用できる互換インクを紹介します。
互換インクとは?
そもそも互換インクとは何かを知らない方のために簡単に説明します。
互換インクとは、プリンタのメーカーではなく、他メーカーが販売しているインクのことです。
例えば、Canonはプリンタもインクも販売しています。また、CanonのプリンタではCanon製インク(純正インク)を使用することが推奨されています。
しかし、純正インクは品質や信頼性が高いことと同様に価格も高いです。
そこで、Canon以外の会社が互換インクとして安くでインクを販売しています。
結局、互換インクはプリンタで使用するインクではあります。しかし、インクにも種類や特徴などがあります。
そのため、互換インクはメリットが大きい反面、デメリットも存在します。
これらを以下で紹介します。
互換インクのメリット
互換インクのメリットと言えば、
インク代が安い!!!
これに尽きるでしょう。
互換インクによっては純正インクと同等程度の品質を保証するものもあり、大変お得になっています。
互換インクのデメリット
互換インクのデメリットはいくつかあります。
大きくは以下の2つだと思います。
- 目詰りを起こす可能性がある
- プリンタの保証がなくなる場合がある
なぜ詰まるのかというと、
互換インクのインク液の大きさが純正インク液の大きさより大きい場合があるためです。
つまり、小さな穴に大きなボールを通そうとするため詰まりやすいんです。
しかし、互換インクの中にはインク液の大きさが純正と同等の大きさであるものもあります。ちなみに今回紹介する互換インクはこれを満たしているため、安心してください。
2つ目のデメリットとして、プリンタの保証がなくなることですね。
先ほど互換インクをインクを使用すると目詰まりを起こしやすいと紹介しました。この互換インクによる目詰りをプリンタメーカーは保証したくないんです。
あたりまえのことですが、プリンタメーカーはインク代で結構儲けています。そのため、純正インクを購入していない人を保証するのは難しいところがあります。
しかしながら、純正インクでも目詰りを起こすことはあります。保証期間内であれば、メーカーによっては無償修理になるかもしれません。しかし、保証期間後は有料です。
こうなってくると、プリンタを買い換えた方が手っ取り早いです。また、修理代金と新品のプリンタの値段もあまり変わらなかったり、新品がちょっと高い程度です。
互換インクはこれらのようなデメリットを持っていることを理解した上での互換インク購入をオススメします。
大手メーカーのインクの価格
大手プリンタメーカーの純正インクは結構高いです。
大手プリンタメーカーと言えば、Canon・EPSON・ヒューレットパッカード・Brotherなどがあります。
大体どこのメーカーもインク1ml当たり80円〜100円くらいします。
今回はCanonとブラザーのあるインクを例に紹介します。
※インクには様々な種類があるため、あくまで一例です。
Canon純正インクの価格
まずはCanonの純正インクの値段を紹介します。
Canonは黒が2種類有り、2種類必要になります。
そこで、この2種類のインクの価格を以下の表にまとめます。
メーカー | 品名 | 補足情報 | 参考価格 | 約インク容量(ml) | 約1mlの価格(円) |
---|---|---|---|---|---|
Canon | BCI-351BK | 純正カートリッジ | 659 | 6.5 | 101 |
Canon | BCI-350PGBK | 純正カートリッジ | 821 | 15.4 | 53 |
Canonは黒が2種類ありますが、純正は1ml当たり100円近くします。
Brother純正インクの価格
では、ブラザーはどうでしょう。
Brotherのインクでは、
単体ごとに別売りされているバージョンと4色パックとしてお得に販売されている2種類の値段を紹介します。
メーカー | 品名 | 補足情報 | 参考価格 | 約インク容量(ml) | 約1mlの価格(円) |
---|---|---|---|---|---|
ブラザー | LC12BK | 純正カートリッジ(単体) | 1160 | 13 | 89 |
ブラザー | LC12BK | 純正カートリッジ(4色セット) | 850 | 13 | 65 |
ブラザー | LC12Y | 純正カートリッジイエロー | 970 | 10 | 97 |
ブラザー | LC12Y | 純正カートリッジイエロー(4色パック版) | 850 | 10 | 85 |
ブラザー | LC213BK | 純正カートリッジ | 1296 | 10 | 130 |
日本のプリンタ業界で強いCanonやEPSONに対抗するため、少々安いです。
しかしながら、黒の単体版だと1ml当たり約90円とそこそこ高い。。。
4色を同時購入しないといけませんが、4色パックなら黒は約65円と結構安いです。
2015年現在、新しい機種によく採用されているLC213のメーカー価格は1ml当たり130円とお高めです。ネットショップなどで購入した場合は大体1ml当たり100円程度になるのではないでしょうか。
オススメ互換インクの価格
今回はブラザーの互換インクのみ紹介するつもりだったのですが、Canonのプリンタの互換インクもそこそこ安かったのでご紹介します。
Canonプリンタ互換インクの価格
今回はサンワダイレクトのCanonプリンタ互換インクを2種類紹介します。
1つ目は互換インクカートリッジです。2つ目は互換インクカートリッジに詰め替えで注入する互換詰め替えインクです。
サンワダイレクトの互換インクの価格は以下のようになっています。
メーカー | 品名 | 補足情報 | 参考価格 | 約インク容量(ml) | 約1mlの価格(円) |
---|---|---|---|---|---|
サンワダイレクト | BCI-351BK(300-C350S6C) | 互換インクカートリッジ(5色セット) | 880 | 30 | 29 |
サンワダイレクト | BCI-350PGBK(300-C350S6C) | 互換インクカートリッジ(5色セット) | 880 | 60 | 15 |
サンワダイレクト | BCI-351BK(INK-C351S30S6) | 互換詰め替えインク(5色セット) | 375 | 30 | 13 |
サンワダイレクト | BCI-350PGBK(INK-C351S30S6) | 互換詰め替えインク(5色セット) | 375 | 30 | 13 |
5色まとめての購入になりますが、
カートリッジ本体を購入しても1ml当たり約15円や29円とかなりお買い得です。
さらに詰め替えインクなら1ml当たり約13円と驚異的な安さです!!!
詰め替えインクならCanon純正の約1/10程度で購入できちゃいます。
Brotherプリンタ互換インクの価格
Brotherプリンタの互換インクでそこそこ定評のあるタダプリントが出している互換インクの紹介です。
Brotherプリンタ本体は安いですが、インク代が結局高いことがネックです。そこで、オススメなのがタダプリントの互換インクです。
タダプリントの互換インクの特徴は、
- 大容量
- インク液の大きさが純正と同じ
- 顔料インクではなく染料インク
- 安い
- 大容量の代わりにカートリッジが大きすぎ
- 対応機種が限られる
- インクの使用期限中に使い切れない可能性あり
良い点は大容量で安いことです。さらに、インク液の大きさが純正と同じかつ染料インクのため、目詰りが起こりにくいです。しかし、目詰まりが起こりにくいだけで、目詰まりが起きる場合もあります。
悪い点はカートリッジが大きすぎて、プリンタから飛び出すことです。プリンタが不格好になることを了承しないといけません。
また、プリンタのインクには推奨利用期間があり、大体半年程度で使用し終えることが期待されています。
タダプリントの場合は多分1年です。
後は染料インクを使用しているため、写真をたくさん印刷する人には超おすすめです。
しかし、白黒印刷ばかりする人は文字のにじみが多少気になるかもしれません。ただし、よほどの神経質や綺麗な白黒文書を期待しなければ大丈夫でしょう。
いやはや前置きが長くなりすぎました・・・・
メーカー | 品名 | 補足情報 | 参考価格 | 約インク容量(ml) | 約1mlの価格(円) |
---|---|---|---|---|---|
タダプリント | LC12BK | 互換カートリッジ(4色セット) | 1420 | 90 | 16 |
タダプリント | LC12BK | 互換詰め替えインク(4色セット) | 840 | 120 | 7 |
タダプリント | LC12BK | 互換詰め替えインク(バラ売り) | 1160 | 120 | 10 |
タダプリント | LC12Y | 互換カートリッジ(4色セット) | 1420 | 55 | 26 |
タダプリント | LC12Y | 互換詰め替えインク(4色セット) | 840 | 120 | 7 |
タダプリント | LC12Y | 互換詰め替えインク(バラ売り) | 1160 | 120 | 10 |
タダプリント | LC213BK | 互換カートリッジ(4色セット) | 2620 | 105 | 25 |
タダプリント | LC213BK | 互換詰め替えインク(4色セット) | 840 | 120 | 7 |
タダプリント | LC213BK | 互換カートリッジ&詰め替えインクセット | 1180 | 305 | 4 |
最初に購入しなければならない互換カートリッジはCanon互換カートリッジとあまり値段は変わりません。
黒だと1ml当たり16円です。
しかし、互換詰め替えインクだと1ml当たり10円を切ってきます・・・・
さらにLC213BKの一番お買い得なパターンでは1ml当たり4円です・・・・
驚きです・・・・
実は今回紹介する中の一番安いパターンだと1/10を上回る安さだったんです。
おすすめプリンタ&インク
2015年12月29日現在オススメのプリンタのご紹介です。
Canonの互換インクも中々に安かったのでCanonプリンタも紹介します。