あなたはまだ電波がペースメーカーに悪影響だと信じている?

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つい先日バスに乗り、iPhoneを操作していたら、私と1m位離れたところに座っているお婆さんからドヤ顔で『お兄さん、バスの中で携帯電話は使ったらダメだよ(ペースメーカーに悪いから)』と言われ、すみませんと言いながらiPhoneをしまわなければいけないということがありました。一応、言っておきますが、私の座っている席は優先席の近くではないです。

しかしながら、私は携帯電話の電波がペースメーカーに影響をないと言う記事を何回か見ていたので、腑に落ちませんでしたが、これ以上大きな問題にしないためにも、謝りましたが。
今回はペースメーカーと電波の話をしていきたいと思います。

そもそも電源オンのスマホは常に通信中!

スマートフォンは設定を変更していなければ、基本的に常時通信をしています。分かりやすい例を挙げると、LINEは相手からの連絡を画面をオフにしていても、通知してきますよね。これは常時通信をしているからです。
スマートフォンを通信をさせないためには、機内モードや電源を切る必要があります。

総務省の指針も変わっている!

以前は携帯電話をペースメーカーから22cm以上話す必要があるとしていましたが、2013では15cm以上に変更されています。
これも十分に余裕を持った距離です。
2013年時点で携帯電話による電波でペースメーカーに問題が起きたという報告は上がっていないんです。
また、以前の通信方式(2Gなど)は電波強度が強くペースメーカーへの影響を心配されていましたが、3G環境下でペースメーカーから3cm以上話せば影響はないとのことです。

最近のバスはWiFi環境整備済み?!

ここで、紹介しておきたいのが、私の乗っていたバス会社はスマートフォンの普及に合わせて、バスの中でWi-Fiを使用できるように常に電波が飛んでいました。
これは他のバス会社でも同様の場合があると思うのですが、バスの中にWi-Fi環境を整えているバス会社はスマートフォンの使用自体は認めているということだと思います。

病院でも電波は飛んでいる?!

これは意外と知らない方は多いと思うのですが、病院の先生たちはPHSを病院内で使用しています。これは微弱な電波であり、医療機器にも影響を与えないとのことですが。

バス会社や鉄道会社はアナウンスをするべき!

会社によってもスタンスは違いますが、電波がペースメーカーに悪影響がないことを運転手さんや車掌さんがアナウンスして、人々の常識を更新するべきです!!
バス会社や鉄道会社が率先して、新しい情報を提供し、人々の不安を取り去るべきだと思います。

まとめ

正直、私を注意したお婆さんの気持ちも分かります。しかし、電波がペースメーカーへ影響がないと言われてることを少しでも多くの人にわかって頂きたく記事にしました。
まあ話はちょっと変わりますが、20年前くらいの誤った知識をドヤ顔で語ってくる人はいますが、いつまでも昔の情報を信じるのはやめましょう。

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